2021年4月14日
ワヤン vol.13 5月30日(日)開催
公演(123/123)

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因果を知るとバラタユダは面白い!

クルタクルティ公演のお知らせです。今回は、大戦争バラタユダのシリーズ第7弾、ボロデウォにまつわる因果を紐解きます。

正義を重んじ公正・公平を信条とする、ちょっと短気で怒りっぽいマンドゥロ国王ボロデウォ。バラタユダに際して弟クレスノが与するパンダワ方につくか、はたまた公平を期してコラワ方につくか悩みます。運命に翻弄され、抗うことのできない力に流されるボロデウォ王の揺れ動く心の様に迫ります。

日時:2021年5月30日(日) 午後1:00開演(12:40開場)
会場:目白教育ホール(JR山手線目白駅より徒歩約1分。東京都豊島区目白2-38-4 和田実学園目白幼稚園・東京教育専門学校 地下2階)
演目:バラタユダ〜戦わない王
上演:クルタクルティ 
うた/ヴォイス:安田奈加

●完全予約制50名様限定
一般3,000円 学生1,500円 小学生1,000円、未就学児無料 (当日精算)
☆全席自由(椅子席、ゴザ席、ゴザ席は靴を脱いでの入場) 出入り自由
★ご来場にあたってのお願い
・体調に不安のある方はご来場をお控えください。
・ご来場時、非接触型体温計にて体温を確認させていただきます。37.5度以上の方は入場出来ません。
・マスク着用、手指消毒(入口にアルコール消毒液を準備します)のご協力をお願いします。

【チケット予約】4/15より受付
クルタクルティのWebサイト、e-mail、twitter、facebook、ファックスにて。
お名前、連絡先、枚数(一般・学生・小学生の別を書いて)をご連絡ください。
Webサイト https://kluthak.kazekusa.jp/ (オンラインで予約できます)
e-mail kluthak@kazekusa.jp
twitter @kluthak
facebook Kluthak-kluthek
fax 03-5318-7146
※諸事情により中止になることがあります。
written by kluthak (2021年4月14日 2時6分) コメント(0)
 2021年4月1日
穴あきグヌンガン
ワヤンカレンダー(47/47)

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東京の桜は花が散り始め、葉桜になってきました。温かくなって長袖シャツ一枚で過ごせる時間が増えました。
緊急事態宣言が解除され、練習場に借りる区民センターの音楽室が4月からやーーーーーーーっっっと使えるようになります。3カ月ぶりの練習再開です。

4月のカレンダーは、まあるく穴が空いているグヌンガン、Gunungan Klowong です。
このデザインが現れたのはおそらく今から20年前くらいのことだと思います。私たちがこの穴あきグヌンガンを手に入れたのは2005年のことです。

Gunungan グヌンガン は「山」、Klowong はジャワ語で「空いている」という意味です。

グヌンガンはまた Kayon カヨン とも言い、カヨンは「木」という意味です。木みたいなあるいは葉っぱみたいな形にも見えますよね。

ワヤンの中で、通常のグヌンガンはいろいろなものを象徴する便利な道具として使います。幕や緞帳の役目に、山、木、風、火、水、土、時間、光、力など…。
とくに穴あきグヌンガンはその形状から、鏡、魂を運ぶもの、神からの啓示などに使います。
written by kluthak (2021年4月1日 0時1分) コメント(0)
 2021年3月2日
ガルーダ
ワヤンカレンダー(46/47)

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東京は暖房をつけないでいられる日が多くなってきましたが、いまだコロナ感染予防の緊急事態宣言下です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

3月3日は、日本では「ひな祭り・桃の節句」。雛人形を飾り、女の子の健やかな成長や幸せを祈ってお祝いをする日です。雛人形は子どもたちを病気や事故から守ってくれるとされています。縁起の良い食べ物とされるちらし寿司やハマグリを食べます。

今日紹介するのは「ガルーダ」。インドの神話に登場する神鳥です。インドネシアでは国威の象徴とされ、国章になっています。インドネシアの航空会社は「ガルーダ」ですし、木彫りのガルーダ像を目にすることもありますよね。

ワヤンにもガルーダのワヤン人形があります。

ガルーダ(Mahambira Garuda)は風の神バユの血統を持つ7人の兄弟のうちの一人、巨大な鳥です。アルジュノがワフユマクトロモを得ようと修行しているとき、その資格があるかどうかテストをする任務を負います。 

ガルーダの姿はタイ王国の国章やウランバートルの紋章にもなっています。仏教では仏を背負って飛ぶそうです。鳥の種類としては鷲と思われます。
written by kluthak (2021年3月2日 15時49分) コメント(0)
 2021年2月1日
ロモとシント
ワヤンカレンダー(45/47)

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東京は2回目の緊急事態宣言下、みなさまお元気でしょうか。

2月のカレンダーは「ラーマーヤナ」からロモとシント。
このワヤン人形は、ロモとシントが森を放浪しているときの姿です。二人とも髪がほどけて垂れ下がっているでしょ。本来はキレイに結い上げているんです。

アヨディヨ国王ドソロトと王妃スコサルヨの間に生まれた息子ロモは、国王の後を継ぐべく育てられてきましたが、いざ即位の段になるとドソロト王の第二夫人ケカイに阻まれてしまいます。ケカイは自分とドソロト王の間の息子バロトを王にしたいのです。

ドソロト王はその昔、メッチャクチャ美人のケカイに惑わされ、「いつかあなたとの間に息子が生まれたら王様にしてね」というケカイにうかつにも「うん、わかったよ」と言ってしまっているのです。

その後そんなことはすっかり忘れて過ごしてきたドソロト王ですが、ケカイはしっかりと覚えているんです。
「約束したじゃない!」というケカイに抗しえず、ドソロト王はロモを14年間森に追放せざるをえなくなるんです。

ロモと一緒に森へ行くのは、妻のシント、ロモの弟レスモノ(ドソロトと第三夫人スミトロの間の息子)です。

ロモは、ラーマとかロモウィジョヨなどとも呼ばれます。

(写真:熊谷正)
written by kluthak (2021年2月1日 0時1分) コメント(0)
 2021年1月26日
動画埋め込み実験中

ブログに動画を埋め込む実験をしています。

HTML5のおかげで、以前よりもずいぶん楽になりました。

上が HD1080p、中が HD720p、下が 480p の動画です。
ファイルの大きさは各々 12.4M, 6M, 3.2M なので、いろいろ考えると、ブログへの埋め込みくらいなら480pで良いような気がしますね。

全画面表示にすると、さすがに360pでは荒れてしまってダメでした。

これから公演の予告動画など上げて行く予定です。
written by kluthak (2021年1月26日 1時32分) コメント(0)
 2021年1月1日
Selamat Tahun Baru
ワヤンカレンダー(44/47)

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ことしもよろしくお願いします。

1月のカレンダーのキャラクターは「デウォ・ルチ」、ビモの心の中にいる神様です。
デウォ(Dewa)は神様という意味です。

デウォ・ルチの大きさは普通のワヤン人形の半分くらい、ビモの3分の1くらいに作られています。が、本当はすっごく小さくもありとてつもなく大きくもあるのです…

誰よりも体の大きいビモですが、デウォ・ルチの小さな耳の穴からその体内へ入り、太陽、月、宇宙を感じるのです。
そして人生の真の意味、人生の本質について、デウォ・ルチからアドバイスを得るのでした。

デウォ・ルチはマハーバーラタの物語には登場しません。ジャワ哲学の教えから生まれたジャワ生まれのキャラクターです。
written by kluthak (2021年1月1日 0時1分) コメント(0)
 2020年12月7日
Batara Guru
ワヤンカレンダー(43/47)

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2020年の最終月となり、東京も朝夜は寒いです。でも昼間はなんだかポカポカな日もあります。

12月はBatara Guru(ブトロ・グル)。宇宙支配の神です。
ワヤンの物語の中の出来事の多くはこのブトロ・グルの浅はかな考えや行動によって引き起こされます。偉い神様のはずなのにね、まったく。いつもその後始末をして歩いてるのがナロド神、ブトロ・グルの右腕、ブレインです。

ブトロ・グルは白い聖なる牛、ルンブアンディニの背中に乗っかっています。
来年はうし年、丑年ですね。
穏やかな年を迎えられますように。
written by kluthak (2020年12月7日 16時8分) コメント(0)
 2020年11月11日
哲学堂 宇宙館でワヤン・ベベル終了
公演(122/123)

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哲学堂公園 震災復興支援チャリティーウィーク ~音楽でつなごう~ でのワヤン・ベベルにご来場くださったみなさま、ありがとうございました。
お天気にめぐまれ、寒さに震えることもなく、11月8日、年内最後の公演を無事に終了できました。
哲学堂公園内の木々も少しだけ色づいていました。
これから冬本番、どうぞみなさまご自愛下さい。

演目「ガトコチョの誕生」

※Albumに写真UPしました。
written by kluthak (2020年11月11日 18時6分) コメント(0)
 2020年11月2日
Nyai Brayut(ニャイ ブロユット)
ワヤンカレンダー(42/47)

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あ~ら、もう11月ですよ。今年はコロナでじっとしていたからあっという間の11月。でもやっぱり師走は忙しいのかな、どうなんでしょうね。

Nyai Brayut(ニャイ ブロユット)、たくさんの子どもを抱えたお母さん。「あー忙しい、忙しいったらありゃしない。お父さん、手伝ってくださいよ~」と言う声が聞こえてきそうです。

この人形、実際にはあまり目にすることはないと思いますが、妊娠7ヶ月目に生まれてくる子どもの無事と健康を祈る儀式(中部ジャワ、東ジャワの伝統)の際のワヤンで使われる人形です。
「Gatotkaca Lair」や「Wisanggeni Lair」といった誕生ものの演目に登場するようです。
written by kluthak (2020年11月2日 22時59分) コメント(0)
 2020年10月11日
11/8 哲学堂公園にて震災復興支援チャリティーイベント
公演(121/123)

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哲学堂公園「震災復興支援チャリティーウィーク」にて、今年もワヤン・ベベルを上演します。

日時:11月8日(日) 15:00〜 中野区・哲学堂公園宇宙館
演目:ワヤン・ベベル「ガトコチョの誕生」
うた・ヴォイス:安田奈加

事前予約はできません。室内観覧はお一人様200円をチャリティー寄付としていただきます。
(中学生以上、当日先着15名程度。館外からの立見は無料です)
チャリティーウィーク全体で集まった寄付は、全額を被災地義援金として、あしなが育英会津波遺児募金、熊本地震義援金に寄付されます。

チャリティーウィークは11月1日〜15日です。その間ジャワ舞踊、フォルクローレ、絵本読み聞かせなどが催されます。また、被災地の写真パネルも展示されています。
お問合せは 哲学堂公園管理事務所 03-3951-2515 まで。
written by kluthak-kluthek (2020年10月11日 1時54分) コメント(0)
 2020年10月5日
ボロデウォ
ワヤンカレンダー(41/47)

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ぱたっと涼しくなり、ここ数日キンモクセイが香っていますね。

そんな10月はボロデウォ(Baladewa)を紹介します。

父親はマンドゥロ国王バスデウォ。ボロデウォは王位継承権を持ち、のちに国王になります。

ボロデウォは公正、正直、しっかり者ですが、怒りっぽく、扇動されやすいところもあります。
ワヤン人形の顔の色はその人物の性質を表していて、ボロデウォの赤い顔は、怒りっぽい、扇動されやすいという性質を表しています。

ボロデウォの弟はクレスノです。
この兄弟、仲がよいのか悪いのか、お互いに相手に一目を置いてはいるけれど、とくにボロデウォは何かというとクレスノに反発します。
クレスノは、バラタユダの大戦争でコラワ側につきそうな兄ボロデウォを、うまいこと扇動・誘導して、戦いの場から遠ざけたのです。
written by kluthak (2020年10月5日 17時17分) コメント(0)
 2020年9月28日
ワヤンvol.12終了
公演(120/123)

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昨日9/27、ワヤンvol.12「サルヨの死」、無事終了しました。
ご来場下さった皆様、ありがとうございました。

この公演、当初は5月末に予定していたものでした。3月からのコロナ流行で集まることも練習場所の確保もできず、7月から本格的に練習を再開しての昨日の開催でしたが、「楽しみにしていた」「待ってたよ」と嬉しいお声をいただき、また「名古屋から来ました」というお客様もいて、大変ありがたく思いました。

マスク着用の集合写真は今回だけにしたい!との願いと、応援して下さる皆様に感謝の気持ちを込めて。

撮影は写真家 熊谷正さん
written by kluthak (2020年9月28日 16時48分) コメント(0)
 2020年9月2日
スプロボ
ワヤンカレンダー(40/47)

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台風とともに9月がやってきました。
インドネシアの友達は「日本っていいね、だって秋が必ずやってくるんでしょ」と言います。言われてみればなるほどそうだ、四季に恵まれている日本を再認識です。

ワヤンには、人間、神様、ラクササ、ジン、動物などが登場します。その神様の中には男神と女神がいるわけですけど、女神のことを〝ビダダリ〟(bidadari)と言います。ビダダリはみな美しいのです。だからしばしば男性やラクササの王たちから迫られて物語ができるのです。
7人のビダダリ(7人の侍みたい(^_-))と言われる女神がいます。スプロボ、ウィルトモ、ガガルマヤン、ワルシニ、トゥンジュンビル、プロボレトノ、イリムイリムの7人です。ワヤン界きってのイケメン武将、アルジュノの修行を邪魔することで知られています。

写真のビダダリはスプロボ。アルジュノと協力し、ラクササの大魔王ニウォトカウチョ退治に向かいます。スプロボはその美貌でニウォトカウォチョを骨抜きにし、退治成功となります。
written by kluthak (2020年9月2日 17時9分) コメント(0)

ナロド
ワヤンカレンダー(39/47)

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こう暑いとついこの前までの長かった梅雨のことを忘れてしまいそうです。
8月はBatara Narada、ナロド神。
宇宙支配の神ブトロ・グルの右腕的存在、ブレインです。
最高の神様なのにいろいろとやらかすブトロ・グルに、お小言を言ったり、注意したり、お説教したりするのがナロドの役回りです。
ナロドの生まれにはいろいろな説がありますが、家族構成は奥さんがいて子どもが二人が一般的かな。娘のカネコワティはウィロト国マツウォパティ王の息子のルシ・セトに嫁いでいます。
今はずんぐりむっくりの姿のナロドですが、以前は超美男子だったんですよ。その頃はカネコプトロという名前でした。
written by kluthak (2020年9月2日 15時43分) コメント(0)
 2020年8月21日
中止のお知らせ 8/22哲学堂ワヤン・クリ上演

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明日8/22、哲学堂公園で予定していたワヤン・クリ上演は、雨予報のため中止となりました。

今回は残念でしたが、また時空岡での野外上演を開催したいと思います。どうぞお楽しみに!

※なお、16:30~のジャワ舞踊は'小雨決行'です。こちらは観覧自由です。
written by kluthak (2020年8月21日 15時44分) コメント(0)