2020年7月2日
子沢山
ワヤンカレンダー(38/38)

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もう7月ですよ、あっという間に1年の半分が過ぎました。

壺や荷物を吊した棒を肩に担いだ男性。棒にはたくさんの子どもが座っているし、いや~働き過ぎでしょというくらいあばら骨がすけて見えてます。肩にかけているカバンは革製かな? 横(足下)にいるのは奥さんかしら。あ、細い犬。犬の足下にはなんと~~…(自粛)…。

この人形は「Kaki Brayut」だと教えてもらいました。いわゆる「村のおじさんA」的な、主人公になるようなキャラクターではありません。

同じように子どもを沢山抱っこした女性の人形「Nyai Brayut」もあります。生まれてくる子どもの無事と健康を祈る儀式の際に上演されるワヤンに使われます。
written by kluthak (2020年7月2日 17時10分) コメント(0)
 2020年6月21日
【お知らせ】ワヤンvol.12「サルヨの死」開催
公演(117/117)

Covid-19の影響により延期されていた ワヤンvol.12「サルヨの死」を、9月27日(日) 目白教育ホールにて改めて開催することになりました。
詳細は追ってお知らせします。予定通り開催できますように。
written by kluthak (2020年6月21日 21時39分) コメント(0)
 2020年6月17日
見学希望の方へ練習再開のお知らせ

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見学のお問い合わせをくださっている方へお知らせです。
6/21より練習を再開します。
ただしコロナウィルス感染予防対策で入室人数に制限があります。
事前にクルタクルティまでお問い合わせいただけますように、よろしくお願いします。
written by kluthak (2020年6月17日 17時38分) コメント(0)
 2020年6月1日
トゥグワセソ
ワヤンカレンダー(37/38)

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トゥグワセソ(TUGUWASESA)。
あまり耳にしたことがない名前でしょうか。

トゥグワセソは、ビモがGilingwesi国の王様になったときの名前です。王冠を戴いています。
王になる前のPaku Buwana Ⅴ(ソロのクラトン、ススフナン王家の5代目)、Kanjeng Gusti Pangeran Adipati Anom が、1708年または1753年に作ったものです。

こんな物語があります…
アスティノ国のドゥルユドノ王はカルノにGilingwesi国を征服させます。その理由は、Gilingwesi国王の名前(プラブ・ユドノ)が自分と似ているからというもの。
それに対しビスモが、異を唱えます。たかだか名前が似ているというだけでなぜ兵士の命を犠牲にしなければいけないのかと。そしてGilingwesi国はコラワとパンダワの祖先の土地であることを説明するのです。
ドゥルユドノはそれを聞いてなおさらGilingwesi国は自分のものだと自分勝手に解釈するのでした。

パンダワ5人兄弟はGilingwesi国王プラブ・ユドノを助けます。ビモがトゥグワセソになり、一族郎党を巻き込んだいろいろな小競り合いがあり、ついにはドゥルユドノたちコラワを黙らせることに成功、プラブ・ユドノは再びGilingwesi国の王に戻ります。…

せっかく日本にやってきたトゥグワセソですから、いつか晴れの舞台に、と思っています。

※写真の上2つはトゥグワセソ、一番下はビモ。
written by kluthak (2020年6月1日 15時59分) コメント(0)
 2020年5月2日
ランポガン
ワヤンあれこれ(117/117)

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ランポガン。RAMPOGAN。軍隊。

初めて見たときはなんだかわからず、タタミイワシのようなものがパタパタしているなあと思ったものです。
影で見ると1枚の板のようですが、詳しく見るといろいろな絵が描かれています。

ランポガンには人間の軍隊とラクササの軍隊の二種類があります。
たとえば人間のランポガンだと盾を持つ兵士、馬に乗る者、象に乗る者、太鼓を打ち鳴らす軍楽隊、大砲を押す兵士、旗や数え切れない槍。
ラクササのランポガンも同様で、象やドラゴンや虎、水牛、馬にまたがり刀を持つラクササ兵士、ゴド(棍棒)と盾を持つラクササ兵士、大砲係、槍、旗、傘。

ランポガンが登場するのは主にbudhalanと呼ばれる「いざ出陣!」の場面です。まさにランポガンがやってくる時はガムランの趣が変わり、リズムが行進曲風になったり、行軍ラッパが鳴り響いたり、ワヤンのグループによっていろいろな趣向が凝らされて、これが楽しいんだな。

さて~問題です。人間のランポガンには、何人の兵士がいるでしょうか?
画像クリックで大きくなります。





(こたえ16人)









 
written by kluthak (2020年5月2日 18時6分) コメント(0)
 2020年4月5日
「ワヤンvol.13〜サルヨの死〜」は延期します
公演(116/117)

【お知らせ】
5/31(日)開催予定の「ワヤンvol.13〜サルヨの死〜」は諸情勢を考慮して延期することになりました。
具体的な日程は未定ですが、秋口の開催を改めてご案内できればと考えています。
またお会い出来るまで、どうぞみなさま健康第一でお過ごしください。
written by kluthak (2020年4月5日 18時29分) コメント(0)
 2020年4月3日
ジュンクンマルデヨ
ワヤンあれこれ(116/117)

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ジュクンマルデヨ(Jungkung Mardeya)は Parang Gubarja という異国の王です。ハンサムでお金持ちなんですって。

Cempalaradya国の姫スリカンディに求婚するため、ジュクンマルデヨは大軍を率い出かけます。あわよくばそのまま国を乗っ取ってしまおうと思っていたんです。しかしあえなくスリカンディに拒否されてしまいました。

スリカンディはここぞとばかりに(?)密かに心を寄せていたアルジュノに助けを求めます、「私を助けて! ジュンクンマルデヨを倒したいの、私に弓術を教えて!」と。
ご存じのようにアルジュノは美人の頼みは断れないタイプ。手取り足取りスリカンディを指導するのです。

再度攻撃をしかけてきたジュンクンマルデヨに対し、スリカンディとアルジュノは力を合わせ応戦します。最後はアルジュノの放った矢に射貫かれ、ジュンクンマルデヨは夢破れます。

ジュンクンマルデヨの姿形は、位の高い武将の基本的なかたちをもとに衣服などを替えて作られたもの(srambahan)です。
written by kluthak (2020年4月3日 16時20分) コメント(0)
 2020年3月30日
見学希望の方へお知らせ その3

見学のお問い合わせをくださっている方へ再再度のお知らせです。
コロナウィルス感染予防で、中野区が集会場の貸し出し中止を4/12まで延長しました。
そのため予定していた4/5の区民活動センターでの練習は中止します。
練習日の問合せはクルタクルティまでお気軽にどうぞ。
written by kluthak (2020年3月30日 17時49分) コメント(0)
 2020年3月14日
チャンギとリンブ
ワヤンあれこれ(115/117)

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コロナウイルスに気を取られていたらもう3月も半ば。
チャンギとリンブのぼやきが聞こえてきます…

リンブ「母さん、なんだか外に出るのが怖いの…」
チャンギ「なんでだい?」
リンブ「コロナウィルスに感染しちゃいそうで」
チャンギ「何言ってんだい、毎日引きこもってコロナのTVばかり見てるけど、ぜんぜん勉強してないじゃないか」
リンブ「でもー、コロナって見えないから、誰が保菌者かわからないでしょ」
チャンギ「たしかにそうだけど、じゃあずーっと家の中に引きこもっているというのかい?」
リンブ「わかってるってばー。お仕事あるから出かけなくちゃならいし」
チャンギ「いいかいリンブ。正しく自衛すること。こまめな手洗い、うがい、人混みに突入するならマスク。体力を落とさないためにやれることはやる」
リンブ「はーい、母さん」
チャンギ「おやリンブ、どうしたんだい? 手がガサガサじゃないか」
リンブ「最近よく手を洗うから、ガサガサになってきちゃって」
チャンギ「ハンドクリームは塗ってるのかい?」
リンブ「うん、塗ってる。このあいだ新しいのを買ってきたの。いい香よ」
チャンギ「手がガサガサじゃあおまえの魅力が台無しだ」
リンブ「どゆこと?」
チャンギ「吸い付きそうなもっちもちの肌、つっついたらはね返ってきそうなほっぺ、ポヨポヨしてる手は思わず握りたくなる」
リンブ「ねえ母さん、それってつきたてのお餅みたい」
チャンギ「ああ可愛いリンブや、あんころ餅にして食べちゃいたいほどだ。アイしてるよ、ちゅっ」
リンブ「きゃーやめてー。今はだめ、母さんったらー」

チャンギとリンブの親子はお姫様など女性のご主人様の身の回りの世話をする召使いです。
written by kluthak (2020年3月14日 16時24分) コメント(0)

見学希望の方へお知らせ その2

見学のお問い合わせをくださっている方へお知らせ第二弾です。
コロナウィルス感染予防対策で、中野区が集会場の貸し出しを3月いっぱい中止にしました。
そのため予定していた3月中の練習を中止します。

区民活動センターが使えるようになったら練習再開します。
クルタクルティまでお問い合わせください。
written by kluthak (2020年3月14日 16時6分) コメント(0)
 2020年3月1日
緊急! 見学希望の方へお知らせ

見学のお問い合わせをくださっている方へお知らせです。
コロナウィルス感染予防対策で、中野区が集会場の貸し出しを3/15まで中止にしました。
そのため予定していた3/8と3/15の練習はやむを得ず中止します。
区民活動センターが使えるようになったら練習再開します。
クルタクルティまでお問い合わせください。
written by kluthak (2020年3月1日 9時8分) コメント(0)
 2020年2月17日
ワヤンの中の女性たち
ワヤンあれこれ(114/117)

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年が明けたと思っていたらあっという間に2月になりました。
コロナウィルス、インフルエンザ、花粉症と、目に見えないものとのお付き合いが忙しくなってきました。

さて。
ワヤンの物語に登場する女性は、ほとんど誰もが絶世の美女と言われます。だからなのか、有名どころの男性とのあれやこれやのエピソードが満載です。

写真の右側の女性はグンダリ(Gendari)さん。コラワ100人兄弟の母です。夫は盲目のダストロストロ。

写真の真ん中はクンティ(Kunti)さん、パンダワ5人兄弟の長男・次男・三男の母です。

写真左はマドリム(Madrim)さん、パンダワ5人兄弟の四男五男の母です。

パンダワ5人兄弟の父親は表向きはパンドゥデウォノトなのですが、彼は森で狩りをしていたとき、交合中の鹿を射ってしまい、女性と契ると命を失うという呪いを受けてしまいました。
なので仕方なく、妻クンティ(第一夫人)が持っていた“神を呼び出す呪文”の力で子どもを作りました。
長男ユディスティロはダルモ神、次男ビモは風神バユ、三男アルジュノはインドロ神、そして四男五男は双神アスウィンがそれぞれ父親です。

100人兄弟の父ダストロストロと、5人兄弟の父パンドゥデウォノトは兄弟なんですよ。
ん~~、こんがらがってきたっっ(>_<)

(写真クリックで大きいサイズ見られます)
written by kluthak (2020年2月17日 13時47分) コメント(0)
 2020年1月1日
Selamat Tahun Baru
ワヤンカレンダー(36/38)

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Selamat Tahun Baru
今年もよろしくお願いします。

2020年のクルタクルティ自主公演「ワヤンvol.12」は、5月31日(日)を予定しています。
今回も引き続きバラタユダの大戦争の、終盤戦のお話しから。
ワヤンキャラクターの中でもいったいどういう人なんだと頭を抱えてしまうほど悩ましい人物、たくさんの光と影とを併せ持つモンドロコ国王をとり上げようと思っています。

写真は、スマル。
もともとは天界に住んでいた美男子の神なのだけど、父である偉大な神サン・ヤン・トゥンガルから人間を守るようにと言われ、こんな庶民的なおじさん姿になって地上に降りたのでした。いつも仲良しの三人の息子、ガレン、ペトル、バゴンらとともに、笑いをふりまきながら、さまざまなトラブルを解決に導いていくのです。本当はとても精神性の高い、力の強い神様なんですよ。
written by kluthak (2020年1月1日 18時4分) コメント(0)
 2019年12月4日
台湾の人形劇

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久しぶりで台湾に来ています。
じつはご当地では伝統的人形劇が根強い人気があるようで、
資料や人形の保存のみならず、後進の育成などの事業にも力を入れている様子。
複数の施設でいろいろな展示が見られました。中にはおなじみのワヤンも登場。
残念ながら実演には巡り合っていませんが、伝統芸能の一ジャンルとして
今後も続いてほしいですね(^^♪
written by norisan (2019年12月4日 18時27分) コメント(0)
 2019年11月24日
11/23 哲学堂公園チャリティイベント、終了しました。
公演(115/117)

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悪天候&寒さの中、哲学堂公園チャリティイベントにいらしてくださった皆様、ありがとうございました。
また来年もお会い出来ますように。

撮影は写真家の熊谷 正さん。
written by kluthak-kluthek (2019年11月24日 12時23分) コメント(0)